9/20、情熱の赤い電車施工立ち会いをしたいところでしたが、コロナ渦で立ち会いの人数や時間を制限していたこともあり、この日はお休みを頂き高知へ。

その前に腹ごしらえ!
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▲車じゃないと行けないうどん屋さん

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▲シンプルで奥深いうどん
納得の旨さでした。

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▲この日の相棒はトヨタ86のMT車
筆者はクルマも好きです。
2年ぶり?のマニュアル、いきなりの坂道発進は恥ずかしさ満点でした!

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▲高知に着いたら即とさでん
どれだけ乗るかわかりませんが、フルの1日乗車券を購入。

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▲とさでんの本丸、桟橋車庫

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▲ずらっと並ぶとさでん旧塗装の各形式

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▲石畳の入出庫線
味のある路面電車感がたまりません!

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▲ハートラム試運転
たまたまやってきた試運転列車!
連休なのに工場が動いていて、試運転までするとは…。

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▲とさでん旧塗装1000形
試運転の折り返しを待つ間にちょろちょろと撮影。

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▲在りし日の磯子駅前を思わせる電停
筆者の住まう札幌にも路面電車が走っていますが、そちらの軌道はほとんどがアスファルト。
緑化軌道というもの初めてまじまじと見ました。

しかし、なかなか帰ってこないハートラム。
しびれを切らせてはりまや橋付近へ行くと

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▲ハートラム試運転復路
浅はかな予測とは裏腹に、試運転はごめん方面と向かっていたようです。

電車オタクの入門編「試運転撮影」が出来たところで、いよいよ目的だった路面電車の単線区間へ。

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▲通票を携帯し単線区間をゆく
路面電車にはまったく馴染みがなく、なんなら好んでいる京浜急行の編成長や最高速度とは対極にあるもの。

縁あって札幌へと移住し、路面電車の沿線で暮らすと、この対極に興味津々。
身の回りに日常的にあることが常識として刷り込まれていくなかで「路面電車なのに単線?!」「路面電車なのにタブレット?!」などとなり、今回のとさでん訪問となりました。

時速40キロ、当然クルマの方が速いのですが、心地いい音に揺れ、これは路面電車でしか味わえない空気です。

なにより路線が長く、ことでん同様に落ち着いた景色が流れていくのが堪りません。

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▲終点、いの
はりまや橋から揺られること30分あまり、終点に到着。

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▲車止めと架線柱

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▲途切れたレール
この途切れたレールの先も見てみたかったところです。

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▲続く先は行き止まり

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▲架線柱には車庫の文字

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▲照明も残されたまま

かつては車庫があったこの場所。
経営統合後の合理化なのか、1999年に伊野での夜間留置を廃止し、その後4本あった留置線のうち1本を残して撤去されたよう。

いまは本線とのポイントも撤去され、ここに電車がやってくることはない。

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▲路面電車の終端にしては立派な駅舎

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▲建物にぶっ刺さる架線金具 

1台やり過ごすと次の電車まで約30分。
留置線跡を観察したりしてあっという間でした。

人の写真で何度も見ていた場所。
面白い!と思ったので来てみましたが正解でした。
欲を言えば、この留置線が機能している時に来てみたかった…などと鉄道趣味者の定番文句。

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▲タブレット授受

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▲2000形との交換
帰りも眠らずに最後部の座席から眺めていました。
市街地に入る前にすっかり暗くなってしまったので、次はもう少し早い時間に来ます。

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▲かつおのたたき

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▲土佐巻
高知の夜のお楽しみ、かつお。
高松で鶏肉とうどんが続いていたので久々の魚!旅先でもバランスのいい食事をしなければなりません。

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▲おまけ
なぜかスポーツカーにテレビ。
しかもこれレンタカーです。
普段は「テレビなんか家で見ろ」と興味を示さない装備ですが、この時ばかりはありがたや!
しかししかし、いいシーンでトンネルの繰り返し。
結局、自宅に戻ってから録画を観るのでした(笑)


写真/文:安田大輔