私の撮り鉄の原点と言えば、自宅から近い「京浜急行 金沢検車区」でした。

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▲2005.9 金沢検車区

数を減らす1000形の中でも、日中出番が少ない8両編成や2バラと呼ばれた2両編成は、ここに行けば必ずと言っていいほど停まっておりました。

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▲2005.2
当時最新鋭だった1041編成と最古参の1071編成の並び。

試運転は撮っていたらたまたま現れたものだったと思いますが、当時小学生の私は「とんでもないスクープを撮ったぞ」といった感じですごく興奮した記憶があります。笑

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▲2005.9

“情熱の赤プロジェクト”達成で、復活が決まった700形。

撮影当時、引退目前の700形がなぜ金沢へ来ていたのかさっぱり分かりませんでした。

今思えば、月検査だったのでしょうか。

こちらも「なんかすごいものを撮った」と言った感覚を抱いたものです。

 

ただ、次第に、知恵を付け、また多様な情報が手に入るようになり、こんな感覚も薄れていきました。

しかし、大人になって久しぶりにこの感覚を味わったところがありました。

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ことでん仏生山工場。

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そしてこれです。

こんなもの見たら、このあとどこへ動くのだろうとワクワクするに決まってます。

久しぶりに「スゴイものを見た」という感覚でした。

これも、ことでんに通うようになり、物珍しさは薄れていったワケですが…(毒されてる)

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それでも、電動貨車とレトロ電車に挟まれたチンドコ編成は何度見ても面白い!

そして改めて「スゴイものを見た」と興奮します。

 

大人になって、機材も多少は良いものとなり、写真として切り取る観点も変わり、昔のように車庫に通うことは少なくなりましたが、ことでんに行って久しぶりに昔の記憶を思い出しました。

日常の風景の中で、たまたま撮れた記録って、やはり嬉しいですよね。

ことでんを通じて初心を思い返すことができたと思います。



京浜急行700形の復活が決まった“情熱の赤プロジェクト”ですが、
ネクストステージとして、1070形旧コトデンカラー復活に向け挑戦しています。

あの頃のコトデンを思い返すのも、見られなかったあの頃のコトデンを見てみたいと言う想いも、あの頃撮れなかったコトデンを今の機材で撮り直したいと言う想いも、夢が叶う可能性があります。

まだまだ終わっていません。ぜひ”ことでんのリバイバルカラー”を実現させましょう!

画像をクリックするとプロジェクトページへアクセスできます!

ご支援宜しくお願い致します!

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文・写真 wkq