あっという間に増えた6両の塗りステン。半年あまりで800形の在籍を半減させ、800形の絡む写真は時期も悪さしてまともに撮れませんでした。

2011編成を拝もうと向かった久里浜工場では絶賛解体作業中。

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820編成と思わしき品川方2両はガラスが抜かれ、5号車は車体にメスを入れる準備をしていました。

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間を開けて後方に置かれた1号車と2号車には2011編成と同じ貼り紙。
まだ走っている800形たちに臓器移植をするために?それとも別の理由?
こちらは幕や尾灯、連結器に車番の一部まで外されている状態なので保存のためとは考えにくいです。

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そんな中、難を逃れた821編成。
営業運転を離脱したものの、工場側と管理区を行き来する姿も目撃されており、事業用としてまだしばらく使うようです。

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羽田空港国内線ターミナルにやってきた821編成。
彼の役目は、彼が早期に引退をしなければならなくなった原因のひとつ、ホームドアの輸送でした。
8両分の資材をデトだけでは運べないということでしょうか。
事業用車を多く持たない路線では常套手段のようで、札幌市交通局でも東豊線のホームドア設置に際しては引退した7000形を輸送に使ったとのことでした。

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この日は輸送が行われる日ではありませんでしたが、18番線で通電していました。
優先的に設置される駅についてはすでにプレスが出ていますが、本線の12両分となると1回では運べなさそうですし、輸送自体は来年度も続くでしょうから今後の動きに注目です。