非常事態宣言で自粛を求められている日常、皆様はどうお過ごしでしょうか?

窮屈なのはもちろんですが、ここが正念場なのかもしれません。

とにかく一刻も早くこの事態が収束し、毎日を自由に、趣味を自由に楽しめる日が戻ってくるように、できることをやっていきましょう!


今夜はツナおじさんが6年前のゴールデンウィークのことを振り返ります。
お付き合い頂ければ幸いです。




2014年5月のこと。

開催一か月ほど前に発表された、ことでんによる[元京急車撮影会]
振り返ると、すべての始まりがココだったかもしれません。


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左から 1305編成 1207編成 1087編成 1071編成

ことでんで活躍する元京浜急行の各形式を並べた撮影会の開催。
確か同じ時期に京急とコラボしたフリー切符の発売もあり、現地へと行かずにはいられない状況でした。

切符は高松築港駅で先行販売され、一人3部までの制限があり、記念品が当たる抽選券つきだったかと記憶しています。

記念品はさておき、とにかく撮影会がお目当てでした。
子供のころによく乗った1000形や700形がゆっくり、じっくり撮れる最初の機会でした。


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新入りの1300形1305編成。

偶然にも京急時代と同じ1305の車号が与えられたことでん1305号
京急で最後まで走ったこの車両は、私が撮りを始めると同時に引退。

大師線営業最終日、廃車回送、ことでん化改造の構内試運転、輸送のための自力回送と必死に食らいついた被写体でした。

当時で製造から40年。
こうしてまだ走ってくれていることは感謝以外の何物でもありません。


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元京浜急行700形の1200形、1207編成。

私がカメラを手に取った時にはすでに京急からいなくなっていた700形。
子供のころは1000形との区別があまりついておらず、なんか顔がスッキリしてる程度の「いつもの電車」でした。

いつもの電車とはいえ、遭遇する回数は少なかったように思います。
朝夕の優等、大師の電車、そんなイメージです。


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京浜急行1000形の中でも初期のグループだった1080形1087編成。

大分類として白幕、黒幕などとして分けられたりもしますが、実はとっても奥が深い1000形。
子供のころからどっぷりと浸かっていたら大変なことになっていた???のかもしれません。
にわかでよかったと思うこの頃(笑)


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これが元京浜急行??という顔つきの1070形。
元は先代の600形で、正面は湘南スタイルから貫通スタイルに大きく変わっています。
車内も超ロングシートとなり、もはや全く別の電車のような感覚です。


以上の4形式で約1時間の撮影会が行われました。




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目を細めると「新町」…に???
この並びは1000形が大師線に進出?左遷?となりよく見られた並び。
色が変わっても目頭が熱くなる!そんな並びです。


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看板や幕は職員さんが変えてくれています。
その時の一コマですが、これも見慣れた光景です。

「昇降台などいらない」


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お天気は残念でしたが、開催は午後遅めの時間、曇りのおかげで影を気にせず撮りまわれました。


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1071編成はいろいろな板が出され、この日一番撮った形式でした。
私には行先板というものが新鮮で、それを差し替えている様子を見るだけでごはん3杯はイケました。


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撮影会の終盤はお楽しみ抽選会。

この日から取り付けるというヘッドマークをお披露目し、これをプレゼントします!という内容で大盛り上がりでした。
「時代を超えて伝わる車両がある」


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その場でヘッドマークが取り付けられ、2編成の前にはあっという間に人だかりが!!

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長尾線用、製造40周年を記念したデザイン。

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琴平線用、京急とのコラボデザイン。


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最後のカット


あっという間の1時間でした。
「こりゃ来年もこなきゃ!!!」と一人意気込んでカメラをしまい、高松を後にしました。



冒頭、「すべての始まり」と述べたこの撮影会。
これがなかったら、ことでん貸切乗車会は誕生していませんでした。

そのいきさつは、また次回に取っておきたいと思います。




さて、さてさて。

いよいよ来週に迫った ことでん1200形情熱の赤プロジェクト

来週日曜、18時スタートです。
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※プロジェクトページは募集開始後に公開されます

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この記事の撮影会で「いつかまた赤い1000形に会いたい」とちょっと思いました。

そのいつかは昨年実現し、その先の今に至ります。


ひとつ夢をかなえると、次の夢が出てくる。って人間は贅沢な生き物です(笑)





プロジェクトへのご支援もお願い申し上げます。




【文・写真】 ツナおじさん(安田大輔)